レイカーズ、米LA山火事で9日のホーネッツ戦延期
【AFP＝時事】米プロバスケットボール協会（NBA）は9日、カリフォルニア州ロサンゼルスで壊滅的な被害を出している山火事のため、同日に予定されていたロサンゼルス・レイカーズ対シャーロット・ホーネッツの試合を延期した。新しい日程については発表されていない。 【写真】「全て失った」米LA山火事で住民憔悴 ロサンゼルスで猛威を振るっているこの火災では少なくとも5人が死亡しており、上空が煙に覆われている中で、現在も大半が制御されていない状況となっている。 この日からホーム5連戦に臨むはずだったレイカーズは、チームの公式ウェブサイトに投稿した声明で、「ロサンゼルスのために心を痛めている」「われわれの思いは、この想像を絶する状況に影響を受けたすべての人々とともにある」と述べた。 さらに、「初動対応者をはじめ、最も必要なときに団結してくれた皆さんに感謝する。今夜（9日）の試合は、きょう最も重要なことに専念するため延期される」とし、「われわれは、LA（ロサンゼルス）とともにある」と締めくくった。 今季ここまでの順位表では、レブロン・ジェームズがけん引するレイカーズ（20勝16敗）はウエスタンカンファレンス6位、ホーネッツ（8勝27敗）はイースタンカンファレンス13位につけている。 レイカーズは今後、11日と13日にフランス人選手のビクター・ウェンバンヤマを中心とするサンアントニオ・スパーズと、15日にマイアミ・ヒートと、そして17日にブルックリン・ネッツとのホームゲームが控えている。また、ロサンゼルス・クリッパーズは、いずれもホームで11日にホーネッツ戦、13日にヒート戦、15日にネッツ戦が予定されている。 北米アイスホッケーリーグ（NHL）では、8日に予定されていたロサンゼルス・キングスとカルガリー・フレームスの試合が延期となり、米ナショナル・フットボール・リーグ（NFL）では、ロサンゼルス・ラムズがホームで13日に予定しているミネソタ・ヴァイキングスとのプレーオフ・ワイルドカードゲームについて、開催地をアリゾナ州グレンデールに変更することが検討されている。【翻訳編集】 AFPBB News
