Aぇ! group 末澤誠也・佐野晶哉、“さのすえ”を結ぶ信頼 パフォーマンスとトークから感じられる関係性
1月31日発売の『anan』(マガジンハウス)にAぇ! groupの末澤誠也と佐野晶哉がコンビで登場する。見出しには“Aぇ! mode 預ける背中、愛しのふたり。”と記されている。グループ内では末澤が最年長、佐野が最年少で8つの歳の差がある二人の、背中を預け合う関係性を探っていきたい。 【画像】黒スーツ姿のAぇ! group ステージではダンスだけでなくバンドでも魅せるAぇ! groupで末澤はボーカル、佐野はドラムを担当している。ボーカルは言わずもがなバンドの顔となる花形のポジションで、ドラムは全員の演奏を支えるバンドの土台となるポジションだ。YouTubeのジュニアCHANNELに公開されているAぇ! groupのステージ映像では末澤がボーカルとしてグループのパフォーマンスを引っ張り、佐野が安定した演奏で最年少ながらに曲全体を支えている様子が見られる。末澤がステージを縦横無尽に駆け回り先頭でアピールする一方、佐野が後方でどっしりと構えてグループを見渡すというバンドパフォーマンスでの対照的な振る舞いも二人の魅力と言えるだろう。
“さのすえ”、直近の交流からも見られる関係性
バラエティを見ると佐野が自由にボケを繰り出し、末澤がそれにツッコむのが二人の十八番だ。ジュニアCHANNELの「Aぇ! group【末澤誠也の相関図】神と崇める大先輩に想いを…!!」の動画ではその様子がよく見え、二人の関係性について末澤本人談も聞くことができる。末澤が話し、佐野が書記を務めた末澤の相関図。佐野が記入しながらどんどんボケたり、自由に括弧書きをつけ足したりするところに末澤が鋭くツッコむ姿に“魔王VS狂犬”のテロップが出る場面も。しかし末澤は佐野との間柄について「いじってくれるし、2人でロケとかやりやすい」「先輩だし結成当初はだいぶ絡みづらかったと思うけど、佐野が勇気を出していじってくれたことによってこの関係性が生まれたから感謝してる」と語り、ここでも“背中を預ける”関係性が見えてくる。佐野が末澤のツッコミを信頼してボケたりいじったりと踏み込むことに、末澤もまた信頼を寄せているようだ。 このような二人のマイペースで穏やかでかつ息の合った様子は昨年10月から11月にかけてYouTubeに公開された「Aぇ! group【絵文字だけで出会えるかin和歌山】」の動画でも感じることができる。ペアになって街中に散らばり、絵文字だけを送り合って居場所などを伝えることで再会できるかという企画でペアになった二人。企画そっちのけで写真映えスポットを楽しんだり、スタッフとともにスイカを分け合ったりと、企画を遂行することとその場を楽しむことのバランスが似ており二人の波長が合っているように見えた。最終的に他のペアと出会うことはできなかったが、他のメンバーにどこから走ってきたのか聞かれ「海から」と仕草や声量、トーンをも揃えて答えた様子からも二人の仲の良さが見える。 年齢差はあれど対等に信頼し合い、お互いに身を委ねている“さのすえ”。誌面では二人が背中を預ける姿とともに、どんなスタイリングが見られるのか発売を楽しみにしたい。
池田夏葉