上位2チームの首位攻防戦は1勝1敗、追う3チームは連勝で差を詰める。SVリーグ 男子第6節
前日の借りを返したいSTINGS愛知は、最終セットをデュースの末、17-15で制し、フルセットの激闘にピリオドを打った。このGAME2を制したSTINGS愛知では、デファルコと宮浦健人の2人が、合計80得点と出色のパフォーマンスを披露した。
前節、3位に浮上したサントリーサンバーズ大阪は、アウェイで広島サンダーズと対戦。GAME1でドミトリー ムセルスキーや、デ・アルマス アラインらを中心に多彩な攻撃を展開したサントリーは、最初の2セットを危なげなく連取する。
さらに第3セットはデュースにもつれ込んだ接戦を30-28で制し、セットカウント3-0の快勝で翌日へ良い流れを作る。するとサントリーはそのGAME2でも勝負強さを発揮し、27-25で第1セットを先取すると、続く2セットも奪取。2試合連続のストレート勝ちで7勝3敗と星を伸ばし、3位の座をキープした。
6勝4敗で第6節を迎えたウルフドッグス名古屋は、敵地で東レアローズ静岡と対戦。WD名古屋はGAME1では、オポジットのニミル アブデルアジズが爆発的な攻撃力を見せるなか、ストレートでホームチームを撃破し、前節からの勢いを維持する。
GAME2でもこのWD名古屋の勢いは止まらず、25-22で第1セットを先取すると、その後も試合の主導権を手放すことなく、セットカウント3-0で快勝。8勝4敗として4位を堅持した。
前節の2連敗から流れを変えたい東京グレートベアーズは、ホームにVC長野トライデンツを迎えると、GAME1ではスタメン選手がバランス良く得点する均整の取れた試合運びを見せ、セットカウント3-1で勝利を収める。
翌日のGAME2でさらに攻撃の精度を上げた東京GBは、セットカウント3-0、合計得点75-59とVC長野を圧倒。2連勝で前節からのバウンスバックに成功し、7勝5敗とした。
◆第6節終了時 順位表 1位 大阪B 10勝2敗 2位 STINGS愛知 10勝2敗 3位 サントリー 7勝3敗 4位 WD名古屋 8勝4敗 5位 東京GB 7勝5敗 6位 広島TH 5勝7敗 7位 日鉄堺BZ 4勝6敗 8位 VC長野 2勝8敗 9位 東レ静岡 2勝10敗 10位 ヴォレアス 1勝9敗
J SPORTS 編集部