上がりやすさを加えて帰ってきた ヤマハ「インプレスドライブスター TYPE-S/TYPE-D」アイアン
7番アイアンで220ヤード!ただし、スピン量は3000回転
【コウタロウ】 まずは形状がアスリートモデルに近い「タイプS」から打ってみます。構えた印象は「インプレス」というより「RMX」に近い。ゴルフ歴が長い中・上級者が好きな顔です。 【ミタさん】 飛距離はどうですか? 【コウタロウ】 いきなり7番アイアンでトータル200ヤードを超えましたよ。たしかに飛びますし、打球も低くない。ただし、スピン量は3000回転台だったので、アイアンの弾道というよりはユーティリティに近い弾道でしたね。
【シオさん】 打感は弾き系ですが、たしかに初速も出るし、弾道も高い。私の場合は下側で打ったときでもある程度の高さが出てくれたのが良かったです。 【ミタさん】 実は今回、ソールの最薄部分を前作から拡大しているので下側ヒットにも強くなっています。 【シオさん】 私は普段から飛距離性能が高いアイアンを使っていますが、それでも7番アイアンでキャリー155ヤードくらい。それが「TYPE-S」だと180ヤード近く飛びました。でも弾道は中弾道くらいです。
【ミタさん】 「タイプD」はどうでしたか? 【シオさん】 さらにキャリーで5ヤードくらい飛距離が伸びて185ヤードまで行きました。さらにこっちは、高さも出ましたね。 【ミタさん】 落下角度が40度を超えていたので、一般的なグリーンであれば止められる弾道です。ただ、これより長い番手だとキャリーで止めるのは厳しいかもしれません。 【コウタロウ】 私は220ヤード近くまで飛んじゃいました。(笑) 【ミタさん】 ちょっと飛びすぎる感じでしたか? 【コウタロウ】 たしかに飛びすぎるし、グリーンを狙うイメージは出しにくい。ただ、距離は4番アイアンと同じくらい。そもそも4番アイアンでグリーンで止めるのは難しいので、それなら「TYPE-D」の7番アイアンを入れる方が使いやすそう。
【シオさん】 私も残り180ヤード前後なら、グリーンの近くまで運べればOKなので、そういう使い方をすれば問題ありません。ロフトが立っているので、フェースの見え方は5番アイアンくらいですが、前作より0.25インチ短くなったことで振りやすい感じがしました。 【ミタさん】 カーボンシャフトはどうでしたか? 【シオさん】 数字上の重さはスチールより軽くなっていますが、振り感はそれほど変わらずにヘッドとのバランスが良かったです。 【ミタさん】 アイアンも軽量化による振りやすさを追求したモデルになっています。