「ブルダックブーム」三養食品、2000億ウォン投じて中国に海外初工場建設へ
初めての海外生産基地に中国を選んだ三養(サムヤン)食品が2000億ウォン(約213億円)を投じて2027年までに工場を作るという計画を出した。 三養食品は18日、中国生産法人設立および現地工場設立に対する細部計画を公示した。これによると、海外事業総括法人である三養シンガポール有限会社を設立し、同社を通じて中国生産法人を設立する。工場は中国嘉興市内に6つの生産ラインを増設し、予想竣工日は2027年1月31日だ。法人設立と工場建設に投じられる費用は2014億ウォンであると明らかにした。 三養食品はこれまで国内だけで製品を生産してきた。中国・日本・インドネシア・米国・欧州などに海外販売法人だけ置いていた。来年上半期に密陽(ミリャン)第2工場が完工すれば三養食品は年間ラーメン6億9000万袋を生産できる能力を備える。だが、三養食品は鶏肉の激辛炒め(ブルダック)シリーズなどラーメン製品の人気が持続して、供給量を増やすために海外工場設立を推進してきた。 ブルダックシリーズ製品は現在世界100個余国で年間10億袋以上売れている。三養食品の海外売上比重は80%に迫り、海外売上のうち中国の比重は25%程度だ。