選外グリーリッシュは落胆…イングランド代表指揮官が明かす取捨選択「強い決断をしなければならない」
イングランド代表はEURO2024メンバーを発表。ガレス・サウスゲート監督が招集外となったメンバーの落選した理由を明かした。英『ミラー』が伝えた。 【写真】お相手がJ1選手だったと話題に…元アイドルの女優が2ショットで結婚報告 イングランドは先月末に発表した33人のメンバーから26人まで絞った。その結果、FWジャック・グリーリッシュ、DFハリー・マグワイア、MFジェームズ・マディソンといった面々もメンバーから外れることになった。マグワイアとマディソンはSNSで「打ちのめされた」とともにショックの大きさを伝えていた。グリーリッシュは6日のトレーニング終了後に知らされ、大きな衝撃を受けたという。 DFジャレル・クアンサー、GKジェームズ・トラッフォード、DFジャラッド・ブランスウェイト、そしてMFカーティス・ジョーンズも含めた7人を外した理由について、サウスゲート監督は決断の経緯を語っている。 「選手の立場になって考え、親の立場になって考えると、彼らにとって、これは非常につらい瞬間であることはわかっている。キャリアを変えることになるかもしれない」 「だから決断のプロセスには細心の注意を払い、できるだけ人間らしくそれを伝える。そしてこういう決断を伝えられる人が、いろいろな受け取り方ができることを受け入れなければならない。どの選手も本当に礼儀正しかった」 「できる限り早い段階で全員に伝えようとした。昨夜ジェームスがどこにいるかわかっていたし、もう彼に伝えると決まっている状態で、あえてトレーニングをさせたくなかった」 「ジャックについては、今朝までそうすることができなかった」 「率直に言えば、どの選手もある程度のことは承知していたと思う。若い選手たちは、彼らが来る前に、こういうプランがあるから、入って経験を積んでほしいという話をしていた。だから、彼らにとっては違ったんだ」 「他の選手の何人かは、長い間私たちと一緒にいて、グループ内で大きな存在感を示していた」 「そしてそれが短期的なものであれ、長期的なものであれ、ダメージを受ける可能性があることを受け入れなければならない。でも強い決断をしなければならない。私はその決断から一歩も引いたことはないし、これからも引くことはない」 一方で、指揮官はFWオリー・ワトキンスとFWハリー・ケインに、FWイバン・トニーを加えた。PKのスペシャリストであることを評価したからだ。トニーは31本中29本のPKを決めている。 「彼がもたらすプラスアルファは明らかだ。でも彼はオリーとは違う。他の選手にパスを繋いでプレーするという点では、ケインに近いかもしれない。」 「オリーはもっと背後へ走り込み、よくプレスをかける。でもイバンは、いまやPKの記録を持っている数少ない選手の一人だ」