「減便は一時的」熊本市電の本数 来春には戻す方針
熊本朝日放送
6月29日に、減便を伴うダイヤ改正を実施する熊本市電について、熊本市の大西一史市長は、来年4月に元のダイヤに戻す見通しであることを明らかにしました。 大西市長 「一時的なことをしのぐために、やむを得ず減便させていただくということは、ご理解いただきたい」 熊本市交通局は、市電のダイヤを29日から改正し、平日・土日祝日の運行本数を減便する方針で、終電を最大42分前倒しするとしています。 背景には、車両の故障で数に余裕のない状態が続いていることや、運転士不足などがあります。 一方、年内には3両編成の車両の運行を始めるほか、8月から教習を始める10人が来年4月以降に運転士として乗務できるようになれば、元のダイヤに戻す見通しとしています。 大西市長 「来年4月以降は経営環境、人員体制も変わって、皆さんには快適な、ある程度ご不便をおかけしない状況に戻せます、ということをお伝えできればと思っています」