マイクロン、売上高見通しが予想を大幅に下回る-時間外で株価急落
(ブルームバーグ): 半導体メモリーメーカーの米マイクロン・テクノロジーが18日発表した第2四半期(2024年12月-25年2月)の売上高見通しは、スマートフォンやパソコンの需要低迷により、市場予想を約10億ドル(約1550億円)下回った。
12月-2月の売上高は約79億ドルを見込む。アナリスト予想の平均は89億9000万ドルだった。一時項目を除く1株利益見通しは最大で1.53ドルとし、同様に市場予想の1.92ドルを大幅に下回った。
マイクロンは人工知能(AI)関連の受注は好調なものの、メモリー製品にとって二大市場であるスマホやパソコン関連の需要がなお低迷している。
決算の発表を受けて、マイクロン株価は時間外取引で11%急落した。
サンジェイ・メロートラ最高経営責任者(CEO)は「消費者向けの市場は短期的に弱含みだが、当社の年度下期には成長に転じると予想している」と声明で述べた。
9-11月の売上高は84%増の87億1000万ドル、一時項目を除く利益は1株当たり1.79ドルだった。市場予想は売上高が87億1000万ドル、1株利益が1.76ドル。
原題:Micron Plunges After Sluggish PC and Phone Demand Hurts Forecast(抜粋)
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Ian King