「海のはじまり」“津野”池松壮亮の演技が圧巻 「泣き声を抑えて電話に出る表情がすごかった」
目黒蓮が主演するドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系)の第7話が、12日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 月岡夏(目黒)は、海(泉谷星奈)と一緒に百瀬弥生(有村架純)のマンションへ向かう。 弥生は下準備していたコロッケを冷蔵庫から取り出し作り始める。その様子を見て海は「コロッケって家でも作れるの!?」と驚く。海の母・水季(古川琴音)は生前、スーパーのお総菜のコロッケが安くなった時だけ買ってくれたという。その話を聞いた夏は、かつての水季と海の暮らしに思いを巡らせながら、コロッケを家で作るのはとても大変なんだよと海に話す。 その後、海と2人きりになった弥生は、夏との暮らしはどうかと海に聞く。海は楽しいと答え、続けて「夏くん一人占めしてごめんね」と謝る。弥生は冗談交じりに、好きなのに会うのを我慢してしまう時もあるのだと話すと、海は水季もそうだったのかと聞く。 そして、夏と水季はなぜ別れたのかと聞く海に、弥生は言葉に詰まる。さらに海は、水季と津野清明(池松壮亮)が交際しなかったのは自分がいたからなのかと弥生に問う。 その頃、南雲家では、水季の四十九日法要と納骨について話していた。朱音(大竹しのぶ)は津野に電話を掛ける。心の整理がついたら水季に会いに来てほしいと言う朱音に、津野は言葉に詰まり…。 今回は、津野が生前の水季と海を長年にわたり支えてきたことや、水季が亡くなる前後の津野の心情が描かれた。 放送終了後、SNS上には、「津野くんの喪失感、無力感、疎外感、全部が苦しい」「津野くんはずっと助けてきたのに部外者扱いはつらい。朱音さんも水季が親に頼ってくれないから、津野くんがうらやましかったんだろう」「津野がどれだけ水季の死を悲しんでいるのかが伝わってきた」「6年を知らない夏が家族で、近くにいた津野くんが他人、血縁関係って強いんだな」「池松壮亮くんの演技が圧巻。胸を擦りながら泣き声を抑えて電話に出るときの表情がすごかった」などの感想が寄せられた。 このほか、「津野くんもとても悲しいけれど、まだ7歳の海ちゃんを思うと悲しくてしょうがない」「朱音さんが水季を大きく包み込んで抱きしめて泣く場面に涙が止まらない」「みんな名演技過ぎて涙しかない。どのシーンも染み入る」といった声も投稿された。