「ラジオのタマカワ」公式X（@radio_tamakawa）

　元テレビ朝日社員の玉川徹氏が26日、自身がパーソナリティーを務める、TOKYO　FM「ラジオのタマカワ」（木曜前11・30）に出演。疑惑告発文書問題を巡り兵庫県議会で不信任決議を受けた斎藤元彦兵庫県知事の“進路”について言及した。 　斎藤氏が30日付で自動失職した上で、今後の出直し選挙に出馬する意向を周囲に伝えたことが26日に判明。議会解散は断念したとみられる。きょう午後3時から県庁で記者会見を開き、表明する見通し。失職後50日以内に知事選が行われる。斎藤氏は25日、記者団の取材に「最後の覚悟をどうするかだ。すごく悩んでいる」と語っていた。 　これまで、斎藤氏は失職を選ぶと言い続けてきた玉川氏は、アシスタントのフリーアナウンサー、原千晶から「きょう記者会見で発表する、なんできょうを選んだんですかね」と聞かれると「本当はぎりぎりの日曜日でもいいんですよ。金曜日という考え方もあったと思うんですが、なぜ木曜日だったか。これは明日、自民党の総裁選があるんですよ。だから、そことのバッティングを避けたんじゃないのかと」と指摘。 　そして「きょうの朝の時点では、失職を選ぶかどうかというのはなくて、きょうの午後3時に会見するという情報だけは入ってきたんですよ。その時点で、これは選挙に出るなと思いました」と言い、「というのは、明日だと総裁選でニュースがつぶれちゃいますから。だからアピールするためにはきょうしかなかったんだと思いますよ。だからイコールこれは選挙だと」と説明した。 　さらに「3時を選んでいるっていうのも午後帯のワイドショーに生で入るということの計算だと思う。頭が悪いんじゃないので、1つ流れが見えたら、あとはその流れに沿ってどういうふうに自分で効果的な手を打つかっていうのを考えるような方なんだろうなと思います」と自身の見方を述べた。