「光るeバイク」登場、グラベルタイプの「アーバンクロス」はAIが走行をサポート…CES 2025
電動アシスト自転車メーカーのバンパワーズは、「CES 2025」において、新型グラベルeバイク『アーバンクロス』を初公開する。都市部での通勤や郊外エリアでのトレイル走行など、多様な用途に対応する新モデルは、最新テクノロジーを駆使して安全性と利便性を大幅に向上させている。 アーバンクロスの最大の特徴は、低光量環境下で均一に発光する革新的な電界発光コーティングだ。この超薄型の適応層は、視認性を高めるだけでなく、スタイリッシュな発光美を演出する。さらに、3Dレーザー彫刻技術により、ユーザーは独自の発光パターンをデザインすることも可能だ。 性能面では、250Wのハブモーターが40Nmのトルクを発生し、スムーズな加速と確実な登坂力を実現。345.6Whのバッテリーは、エコモードで最大96kmの航続をサポートし、4Aの急速充電器を使用すれば2.5時間で満充電が可能だ。 シマノGRX 600 11速変速システムや、CSTグラベルタイヤ、シマノGRX油圧ディスクブレーキなど、高品質なコンポーネントを採用し、あらゆる条件下で快適な走行を実現している。 アーバンクロスの心臓部には、バンパワーズの先進的な電力管理システムが搭載されている。このシステムは、超軽量モーターと卓越した性能を組み合わせ、スムーズな発進や俊敏な交通対応、楽々とした坂道走行を可能にする。 さらに、ダイナミックライド最適化システムにより、リアルタイムの傾斜検知や坂道発進アシスト、プッシュアシストモードなど、環境や習慣に応じた走行サポートを提供する。 スマートコネクティビティスイートを通じて、ユーザーはVanlifeアプリからリアルタイムでバイクの性能をモニタリングし、ファームウェアのアップデートや高度な盗難防止機能を利用できる。 新機能として導入された予測レンジ最適化は、リアルタイムデータとライダーの習慣を分析し、正確なバッテリー残量を計算。AIラーニングエンジンは、ライダーの好みや習慣の変化に応じてモーター出力やアシストレベルを調整し、より個人化された体験を追求する。
レスポンス 森脇稔