WBCインターコンチネンタル・アメリカズ・スーパーウエルター級王者ウォルシュ（左）が挑戦者ルノフスキとV2戦（C）AbemaTV, Inc.

　プロボクシングWBCコンチネンタル・アメリカズ・スーパーウエルター級タイトルマッチは20日（日本時間21日未明）、アイルランド・ダブリンの3アリーナで開催される。同級王者カラム・ウォルシュ（23＝アイルランド）がプシェミスワフ・ルノフスキ（30＝ポーランド）との2度目防衛戦に臨む。11勝（9KO）というサウスポーの無敗王者が「世界前哨戦」となるリングに臨む。 　アイルランド南部で生まれたウォルシュはプロ転向後、初めてホームに凱旋（がいせん）する。「プロキャリアを始めた頃からアイルランドで戦いたいと思っていた、長い間、待ち望んでいたことだ。アイルランドに大観衆が来てくれるともっと楽しい」と歓迎。22勝（6KO）2敗の挑戦者は過去にKO負けはない。ウォルシュは「彼をKOするつもりだ。すべてのことに初めてがある、そして9月20日、彼が初めてKOされる」と自信満々だ。 　現在、ウォルシュは米カリフォルニア州に在住。21年にプロ転向後、米リングを主戦場としてきた。愛称は「キング」。名伯楽フレディ・ローチ・トレーナーの指導を受け、経験豊富なトム・ロフラー氏率いる360プロモーションとプロモート契約を結ぶ。また総合格闘技UFCデイナ・ホワイト社長の支援も受けている。 　なおウォルシュ－ルノフスキ戦がメインの興行は21日午前1時30分からABEMAで無料生中継される。