降り始めからの総雨量600ミリ超 与論町に一時大雨特別警報 建物浸水などの被害
鹿児島読売テレビ
与論町に出されていた大雨特別警報は9日午後、大雨警報に切り替えられました。 奄美地方には暖かく湿った空気が流れ込み、与論町では24時間雨量が観測史上最大となるなど降り始めからの総雨量が600ミリを超える記録的な大雨となりました。この大雨で与論町には大雨特別警報が発表されていましたが、午後2時に大雨警報に切り替えられました。 与論町役場によりますと人的な被害は報告されていないものの、建物の床上浸水が20棟、床下浸水が9棟、土砂崩れが3か所発生するなどの 被害が出ているということです。 町内のスーパーでは商品や冷蔵設備が水浸しになる被害もありました。 (スーパートップ茶花本店・竹田光寛さん) 「1メートルくらいまで水が来ていた跡があって、商品とか店内が水の勢いで流されていてシャッター閉めていたけど、冷蔵設備とかが横倒しになっていた」 奄美南部では10日の昼前にかけて土砂災害に厳重な警戒が必要です。