陸連、補欠の準備期間見直し検討 マラソンの欠場巡り
【パリ共同】日本陸連の高岡寿成シニアディレクターは11日、女子マラソンの前田穂南(天満屋)の欠場に関し、補欠選手の準備期間の見直しを検討する考えを示した。 前田は8月9日の検査で右大腿骨疲労骨折と診断され、本番前日の10日に欠場が決まった。日本陸連によると、大会のルールでは前日朝まで選手変更可能。しかし独自に、2日をもって補欠登録選手の指定を解除しており、代表の交代はできなくなっていた。 高岡氏は「(直前の)調整期間に入ってからの方がけがのリスクが低くなり(その前に)解除してあげることが補欠の選手にとってストレス軽減にもなる」と説明した。