ジョージ王子、今後は家族と一緒に飛行機に乗れない...? 英王室の「旅行規則」に注目集まる
英王室では、未来の国王を守るために古くから存在する旅行規則がある。それは同じ飛行機に同乗するロイヤルメンバーを限定することで将来の国王を守るというもので、王位継承者は12歳になると、他の王位継承者とは別の航空機に乗らなければならない。 【写真】かなり厳しめ...?英国王室が従わなければならない絶対ルール50 つまり2025年に12歳を迎えるジョージ王子は、王室の慣習に従い、もうすぐ家族と同じ飛行機に乗ることができなくなるかもしれない。ウィリアム皇太子もチャールズ国王もこれを忠実に守ってきたことから、ジョージ王子も同じく旅行規則に従う可能性が高いと『Mirror』紙が報じている。
元王室パイロットのグレアム・ローリー氏は、ウィリアム皇太子が1994年に12歳になった時の当時の変化について、『A Right Royal Podcast』で次のように語っている。 「ウィリアム王子(当時)が12歳になるまでは、チャールズ皇太子と皇太子妃、ウィリアム王子、ヘンリー王子の4人で、皆一緒に飛行機に乗っていました。しかし、ウィリアム王子が12歳になったあとは、彼は別の航空機に乗らなければならなくなりました。ウィリアム王子はノーソルト空軍基地から125機(イギリスの航空機)で、他の3人は146機で飛行するようになりました」 これは、万が一飛行機事故が起こった場合に備えて、王室の将来を守るために作られた規則。しかし、現君主であるチャールズ国王の許可が下りれば回避することも可能だという。ウィリアム皇太子もキャサリン妃も、ジョージ王子がこの慣習を守るかどうかについて発言したことはないが、単独で航空機に乗るのがジョージ王子でなければならないかどうかは不明だ。王子が母キャサリン妃や妹弟と一緒に同乗し、ウィリアム皇太子が別の航空機に乗る可能性もある。 不測の事態に備えて王室メンバーが守るべきルールは他にもある。海外訪問中に王室メンバーの誰かが死去した場合に備え、王室メンバーは常に喪服を準備して出かけなくてはならないという決まりだ。この事態が実際に起こったのが1952年、故エリザベス女王がケニアを訪問中に父ジョージ6世国王が亡くなったときのこと。飛行機がイギリスへ帰ってきた際、エリザベス女王は機内に用意しておいた喪服に着替えてから、飛行機を降りたった。
From Harper's BAZAAR.com