熊本市電に新たなQRコード決済を導入 来年6月からは運賃200円に値上げ方針
熊本朝日放送
熊本市交通局は、物価高騰などを背景に経営状況が悪化していることを踏まえ、市電の運賃を来年6月から20円引き上げ200円とする方針を明らかにしました。 来年度から30年間の累積収支について、運賃を現行のまま180円とした場合は、2億8000万円の赤字、200円とした場合は37億3200万円の黒字が確保できるとしています。 一方、利便性向上に向けた取り組みも。 木脇みなみ記者 「乗っている間にQRコードを読み取り、運賃を入力することで、降りる時もスムーズになります」 1日に導入された新たなQRコード決済。降りる際に乗務員に画面を提示し確定ボタンを押せば、支払いが完了します。 乗務員の負担軽減にもつなげる狙いで、17の海外ブランドにも対応しています。