40代・50代向け【壁を使った老化対策ヨガ】全身の筋力が鍛えられる「肩立ちのポーズ」
ヨガにはアンチエイジング効果が期待できるポーズがあります。ご紹介するのは、ヨガのポーズの中でも難易度が高いとされる「肩立ちのポーズ」。初心者や体が硬い人でもできるよう、壁を使って無理なく行う方法をお教えします。 *写真で詳しいやり方を見る【壁を使った老化対策ヨガ】全身の筋力が鍛えられる「肩立ちのポーズ」 ■40代50代におすすめの「肩立ちのポーズ」 肩と上腕で体を支え、脚を真っ直ぐ天井に向かって持ち上げたままキープをする「肩立ちのポーズ」は、ヨガポーズの中でも比較的難易度の高いものです。サンスクリット語で「全身すべてを支えるポーズ」という意味があり、全身の筋力を使うポーズとなります。 ■■アンチエイジング効果 年齢を重ねるにつれ内臓を支えている筋力は低下し、内臓の位置が下がることで内臓機能も低下します。肩立ちのポーズは、体を逆さまにするため、体幹を鍛えながら内臓を正しい位置へと戻すことができます。内臓機能がアップすると、心身も活性化。アンチエイジング効果が期待できます。 また、体を逆さまにすると、血液が頭や顔の方に巡り血行もアップ。肌ツヤをよくしたり、肌の代謝が上がってターンオーバーを促進する効果も期待できます。 ■■むくみ改善・疲労回復効果 体を逆さまにすることで、下半身に溜まった老廃物や血液がスムーズに流れて血流やリンパの流れがアップ。むくみの改善や疲労回復効果も期待できます。 ■■ホルモンバランスと自律神経が整う 喉元が刺激されることで、甲状腺が刺激されホルモンバランスや自律神経の調整効果が期待できます。心身が安定すると、日中のやる気アップや睡眠の質の向上にも繋がります。 ■壁を使って無理なくできる「肩立ちのポーズ」 ①壁ギリギリにお尻をつけて、仰向けになります。 ②脚を壁に沿わせて少しずつ上に持ち上げます。 ③お尻を浮かせて両手で支え、3~5呼吸キープします。 ライター/中村優希(ヨガ講師)
中村優希