大谷翔平、『45-45』達成。現地メディアは「シーズン残り13%で『50-50』へ90%まで到達」と伝える
大谷翔平が前人未到の50本塁打、50盗塁達成へ、着実に歩を進めている。ドジャースの主砲は現地9月6日(日本時間7日)、ドジャースタジアムでのガーディアンズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場すると、6回の第3打席に今季45号のソロ本塁打を放った。これで大谷は100打点とし、キャリアベストに並ぶとともに、同じくキャリアベストの46本塁打まであと1本とした。
アメリカの『Yahoo!ニュース』は同日付で、大谷が史上初となる『45-45』を達成した記事を掲載し、その冒頭で、「ショウヘイ・オオタニはシーズンが残り13%となるなか、50本塁打、50盗塁へ向け90%まで到達した」とした。
その上で、「ロサンゼルス・ドジャースのスーパースターが、金曜のクリーブランド・ガーディアンズ戦で今季45号本塁打を放ち、今季46盗塁と合わせ、これでさえ前代未聞の45-45を達成した」と伝えた。
この後、記事では大谷の盗塁について、「最近、オオタニのやることには驚かなくなってきたが、彼の盗塁の傾向は、既にMLB史上最大と言えるであろうスキルセットへの新たな追加となる」とした。
続けて、「彼のこれまでのキャリアハイは、MVPを獲得した2021年シーズンの26盗塁だが、この際は10回盗塁に失敗しており、これはMLB最多タイだった」とした。
そして、「今年、大谷は企図50回で46盗塁をマークしており、この成功率には、昨年投球する肘に大掛かりな手術を受けたことで、今季は攻撃に集中していることが部分的に起因しているかもしれない。彼は7月22日以来、盗塁に失敗していない」と伝えている。
その上で、記事では『50-50』達成へ向けた今後の見通しについて、「これでオオタニは、ほぼ神話的に感じられる一対の節目の数字を達成する上で、これからの21試合で5本塁打、4盗塁が必要となった」とした。
さらに「正確に言うと、彼は51本塁打、53盗塁のペースにあり、これを達成すれば、恐らくMVP受賞スピーチのリハーサルをし始めることができるだろう」としている。
J SPORTS 編集部