【巨人】18得点から一夜明けは9回の反撃も届かず、1点差で惜敗 坂本勇人は歴代12位タイの通算2371安打
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人3―4ロッテ(5日・東京ドーム) 巨人が9回の猛攻も実らず、1点差で敗れた。ロッテの先発・種市篤暉投手に8回まで4安打無得点に抑え込まれ前日4日に今季最多18得点を挙げた打線は不発。だが9回に坂本勇人の通算2371安打を口火に4本のヒットを放ったが1点及ばず。3連勝を逃した。 【動画】落合博満に並んだ!坂本勇人、歴代12位の通算2371安打 今季4勝目、東京ドーム初勝利を目指して先発した堀田賢慎投手が4回に3ランを浴び、5回3安打3失点で降板。1回、2回と2死から四球を出したが後続を打ち取り、3回は3者凡退。だが4回、先頭のポランコ外野手に初ヒットとなる右前打、高部瑛斗外野手にも右前打を打たれ無死一、二塁とされると、ソト内野手に右翼スタンドぎりぎりに入る6号3ラン本塁打を浴び、3点を先取された。5回は3者凡退に抑えたが、5回1死二塁の場面で代打を送られ降板となった。 6回からは、この日1軍に再昇格したばかりの赤星優志投手が登板し、3者凡退。7回は1死からヒットを許したが、二ゴロ併殺打に仕留め3人で抑えた。8回は船迫大雅投手が3者凡退。 打線は1回1死からヘルナンデス外野手が右前打を放ち、デビューから8試合連続ヒットをマークしたが、後続が抑えられた。2回は1死から立岡宗一郎外野手が四球を選び、二塁盗塁を決めたが、無得点。3回は1死から丸佳浩外野手が20試合連続出塁となる一塁内野安打を放ったが、得点できなかった。 ベンチ前で円陣を組んで臨んだ5回は先頭の岸田行倫捕手が左越え二塁打で出塁したが、泉口友汰内野手が右飛、代打・秋広優人内野手、丸が連続で空振り三振に倒れ、無死二塁の好機を生かせなかった。 3点を追う巨人は6回、ヘルナンデスがこの試合2本目のヒットとなる左前打で先頭で出塁。吉川が四球を選び無死一、二塁とチャンスを広げたが、岡本和真内野手は種市の真っすぐに見逃し三振。坂本勇人内野手は三ゴロ、立岡はすべてストレートで三球三振に打ち取られた。8回は丸が四球で出塁したが、吉川が150キロの真っすぐに、岡本和はフォークに連続で空振り三振に打ち取られ、種市を最後まで打ち崩せなかった。 9回に4番手で登板した泉圭輔投手は二死二塁から佐藤都志也捕手に適時二塁打を打たれてロッテに4点目を奪われた。泉は開幕から16登板目で移籍後初失点となった。 9回はロッテの2番手・横山陸人投手から先頭の坂本が右前打を放ち、落合博満氏に並ぶ通算2371安打となり、歴代12位タイとなった。立岡は三ゴロ、岸田が左前打、暴投で1死二、三塁となり、泉口の二ゴロで三塁から立岡がかえり1点を返し、3番手・益田直也投手から代打・大城卓三捕手が左翼線に適時二塁打を放ち2点目を挙げた。丸は四球を選び、なおも2死一、二塁とし、ヘルナンデスが中前タイムリーを放ち1点差に迫ったが、吉川は左飛に倒れ、追いつけなかった。
報知新聞社