楽天・三木監督 “恩師”ノムさん流「三流は無視」の哲学
楽天・三木監督が現役時代の恩師でもある野村克也氏のような「三流は無視」の指導哲学を明かした。 14日に楽天モバイルパークで行ってきた秋季キャンプを終え、若手との個別の面談も一段落。指揮官は面談後に「わざと話をしなかった選手もいる」と語り「何も言われない方が気にならない?」と続けた。 「三流は無視、二流は称賛、一流は非難」と話した名将の指導哲学と重なる。面談したメンバーの多くは実績のない20代前半の若手。「何も話されないことで、それぞれ感じて自分の中で整理してもらいたい。最後は自分自身でつくり上げないとダメだから」と狙いを語る。 20年以来5年ぶりに指揮を執る来季、1軍で若手たちが活躍し、称賛できる日を待ちわびている。(花里 雄太)