SNS映えするデザインだけじゃない!? 土に還る「かんざしてぃー」は機能性も高いギアだった
「土に還る」生分解性プラスチックは環境にもゴルフ場にも優しい
現在主流のゴルフティーには様々な素材が使用されています。中でも丈夫なプラスチック製のティーは紛失しても自然に還らず、芝刈り機の刃を傷めるなど管理コストに影響を及ぼす存在になっています。 【写真】テフロン加工が新しい「SUBEッティ」&乗せる部分が軟らかい「トルネードティー」の詳細画像
そんな時代の流れも相まって、最近は価格が少し高くても時間が経過すれうば土に還る「エコ」な生分解性プラスチックのティーが少しずつ増えてきました。 中でも今回テストした「かんざしてぃー」は、女性ゴルファーが髪に刺した時の「映え」要素がカワイイ花模様で人気。女性ゴルファーへのプレゼントとしてもいいですが、実際の使い心地はどうなのかをコーステストしてみました。
刺しやすくインパクトの衝撃は少ない「かんざしてぃー」
早速「かんざしてぃー」をパー3で使ってみましたが、地面にしっかり挿せる丈夫さがあり、ショットでのインパクト衝撃も少なく感触も非常に軟らかめでした。 おそらく通常のプラスチックに比べ、生分解性プラスチック素材の「硬度」によるものだと思います。 女性ゴルファーに人気の理由は、インパクトの抵抗が少なくフィニッシュまでしっかり振り抜ける素材にもあるようです。
見つからなくてもOK! ティーショット後の「時間の節約」にもなる
高価で機能性の高いティーを使うゴルファーは、ショット後に飛んでしまったティーを探す時間がかかります。しかしスロープレーは絶対に御法度なので、パッと見で見つからなければ諦めることになります。
その点「かんざしてぃー」はカラフルな花柄カップがすぐに見つけやすく、もし見つからなくても土に還るエコ素材なので罪悪感も少なめ。 高機能ティーの中では比較的にリーズナブルなのもメリットなので、女性ゴルファーへのプレゼントだけでなく「インパクトの抵抗の少なくコスパのよいティー」を探しているゴルファーにもオススメです。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数出演するほか「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン&コミュニティー「FITTING」編集長やFMラジオ番組内で自らコーナーも担当している。
猿場トール