「異修羅」ステージに登場した上田麗奈、梶裕貴、森久保祥太郎(写真左から)

世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2024」が、3月24日に東京・東京ビッグサイトで開催。ディズニープラスブースにて「異修羅」(ディズニープラスで見放題独占配信・YouTube・ABEMAで見逃し配信)のステージイベントが行われ、柳の剣のソウジロウ役・梶裕貴、遠い鉤爪のユノ役の上田麗奈、夕暉の翼レグネジィ役の森久保祥太郎が登壇した。 【写真】早くも第2期が決定！話題作「異修羅」キービジュアル ■梶、上田、森久保がそれぞれ演じたキャラの特徴を解説 修羅たちによる「最強」vs「最強」を描いた壮絶なバトルファンタジー「異修羅」。魔王が殺された後の世界に残った、魔王さえも殺しうる“修羅”たち。ありとあらゆる種族・能力の頂点を極めた修羅たちが本物の勇者という栄光を求め、新たな闘争の火種を生み出す斬新な世界観の設定が注目された。 登壇した梶が「最終話放送直後でありつつ、第2期が発表されたといううれしいタイミングで、皆さんと一緒に盛り上がれることをうれしく思っております」とあいさつした通り、第一期が終了したばかりだが、第二期の制作が発表され、新たな展開が期待されている。 まずは、それぞれ演じたキャラクターを紹介。梶が演じた柳の剣のソウジロウは、「地球最後の柳生」を名乗る異世界の剣豪で「ビジュアルからも分かるように鋭い目つきをしていて、戦うことを楽しみにしていて、それを目的として生きています。強大な相手でも怯むことなく、相手の命がどこにあるかを見極めてスパッと一刀するというキャラクターです」と特徴を語った。 上田が演じる遠い鉤爪のユノは、ナガン迷宮都市の学士。「強者が集まる世界の中で、一番弱者といってもいいんじゃないかというメインキャラクターです。第1話で友達を失ったりとか、住んでいた所が全部めちゃくちゃになるような体験をして、そんな中でソウジロウと出会いました。そういう体験があって、“何で弱者が踏みにじられなきゃいけないんだろう。強者が憎い”という気持ちが膨らんでいくんですけど、復讐(ふくしゅう)にしか身を置けなかったんだろうなって思います」と振り返り、その時のユノの心境を語った。 森久保が演じる夕暉の翼レグネジィは、リチア新公国のワイバーン軍司令。「ワイバーン軍という獰猛な連中を指揮していて、レグネジィ自体は知性もあるんですが、態度とかは結構獰猛で、厳しかったりします」と説明しつつ、見てない人のためにネタバレしないように注意して「多くは語りません。騙されたと思って、レグネジィに注目して見てください」と、獰猛なだけでなく違う一面もあるということを伝えた。 ■最強自慢を発表するはずが、ポンコツエピソード披露大会に また、「異修羅最強自慢選手権」と題して、自身が思う“最強”の部分を発表することに。 森久保は「ハプニングの神に愛され方最強」と回答し、「最近はハプニングの神様に見放されてるんですけど、30代の頃はいろいろありました。玄関を開けたら家の前の道路が工事でなくなってたってこともあります。あと、股関節に生き霊が憑いたことがあります。そんな、皆さんにお伝えできる“ギリギリハプニング”が多いんです。数々の伝説には事欠かない」と振り返る。 上田は「このコーナーの回答に悩んだ時間」と書いたフリップを見せた。梶に「今？」とツッコまれつつ、「これはアンケートも事前に頂いてたじゃないですか。他の作品もアンケートがあったりして、AJまでに考えてたりしたんですけど、この作品のこのステージのこの質問だけ回答が出てこなくて。締切ギリギリまでずっと悩んで」と、結局“自慢”を思いつかなかったと白状した。 上田の代わりに、森久保が「この子最強だなって思ったのが、出番ギリギリまでクレープを食べてました」と暴露。梶からも「いざ登壇しようってなった時に、スタイリストさんに止められて、『靴、履いてません』って言われてました。シンデレラかと思った」と、ステージ直前のハプニングを明かされた。 梶は「岡本信彦」と回答。「同期なんですよ。皆さんがポンコツエピソードを発表されたので、彼のエピソードを話します。昨日のことです。ここ(会場)東京ビッグサイトですよね。でも幕張メッセに行ったらしいんです(笑)。早めに到着していたので、距離はありますけど、ステージには間に合ったみたいです」と仲の良い“自慢”の同期のポンコツエピソードを披露した。 最後は梶が「第1期ご覧いただけてるかと思います。“ここからだな”っていう物語ですので、新キャラクターだったり、『このキャラクターたちが出会ったらどうなるんだろう？』っていうエピソードが満載ですので、注目して、応援していただけたらと思います」というメッセージを届けて締めくくった。 ◆取材・文＝田中隆信