一気に評価アップ! 2023Jリーグ“ブレイク”ランキング28位。現Jリーグ最強の司令塔!? 偉大なる14番の継承者
台頭する選手もいれば、大きく成績を落とす選手もいるが、2023シーズンに最もブレイクした選手は誰なのだろうか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値上昇額ランキングを順位ごとに紹介する。※2023年1月1日と2024年1月2日の市場価格を比較。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。各データはJリーグ公式サイトを参照。
28位:脇坂泰斗(川崎フロンターレ) 生年月日:1995年6月11日(28歳) 市場価値の上昇額:20万ユーロ(約2800万円/20%UP) 市場価値の変動:100万ユーロ(約1億4000万円)→120万ユーロ(約1億6800万円) 2023リーグ戦成績:30試合9得点6アシスト 脇坂泰斗は、川崎フロンターレの下部組織で育ち、阪南大学を経て、2018年に川崎Fに戻ってきてプロキャリアをスタートさせた。2年目からレギュラーに定着すると、以降はチームに欠かせない選手となっている。 脇坂は、2022シーズンから背番号をかつて中村憲剛がつけていた14番に変更した。高いキック精度を活かして質の高いパスを前線に供給し、レジェンドの後継者にふさわしい司令塔となって川崎Fの攻撃をけん引している。また、密集での細かいボールタッチに無駄がなく、相手の激しい寄せも慌てずひらりとかわしていける。突破を警戒する相手の寄せが甘くなれば、即座にミドルシュートを放つため、相手にとっては対応が難しい選手だろう。 脇坂は2022シーズンのリーグ戦で5得点を挙げていたが、2023シーズンはキャリアハイの9得点となった。また、チーム内得点王に輝いただけでなく、チャンスクリエイト数は69で、リーグ5位につけている。28歳と若くはないが、市場価値120万ユーロ(約1億6800万円)は自身最高額で、さらなる上昇も期待できるはずだ。
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