パキスタンで製糸工場が全焼 鎮火に20時間も人的被害ゼロ
ペシャワル、パキスタン、10月28日 (AP) ― パキスタン西部カイバル・パクトゥンクワ州の工業団地にある製紙工場で火災が発生し、消防が20時間以上かかってようやく火を消し止めた。 地元メディアの報道によると、州都ペシャワルのハヤタバード工業団地にあるティッシュペーパーと紙おむつ製造工場で、電気回線のショートが直接の原因で夜中に出火。 周辺地区から20数台の消防車と100人を超える消防士が出動して消火活動に当たり、沈下までに20数時間を要した。 負傷者や火災の犠牲者の報告はないが、地元メディアは、工場が全焼したため、生計を立てている1000人以上の従業員が何らかの影響を受けるだろうとみている。 電気系統のショートが原因で、工場で使用されていた化学製品が炎上、大規模火災に発展したといわれており、当局が調査に乗り出している。 (日本語翻訳・編集 アフロ)