FM大阪 飲酒運転撲滅訴えLIVE SDD スタレビ、ゆず集結
TRF、ゆずなど史上最多の12組のアーティストが熱唱
FM大阪が飲酒運転撲滅のために2007年から行っている「SDD-STOP! DRUNK DRIVING PROJECT」(SDDプロジェクト)の集大成「LIVE SDD 2016」がこのほど、大阪市中央区の大阪城ホールで行われ、同プロジェクトリーダーのSTARDUST REVUEをはじめ、TRF、ゆずなど史上最多の12組のアーティストが熱唱し、飲酒運転撲滅を誓った。
「SDDメッセンジャー」1万1千人が大阪城ホールに集結
このライブは飲酒運転撲滅を訴えるため、同プロジェクトに賛同する「SDDメッセンジャー」1万1千人が大阪城ホールに集結。そこで、約4時間半にわたって同じく賛同するアーティストらが熱唱を繰り広げた。 トップバッターの「和楽器バンド」をはじめ、Silent Sirenや西内まりやが「飲酒運転撲滅ということで、心から誓って歌を歌わせていただきます」と心を込めて歌う。家入レオやMINMIもヒットナンバーで会場を沸かせた。
女性シンガーをメインに飲酒運転撲滅の真剣トークも
ステージ前半にはSTARDUST REVUEがバンドをつとめ、岸谷香が「世界で一番熱い夏」などプリンセスプリンセスの名曲3曲を熱唱するコラボレーションが飛び出すなど会場は大歓声に包まれた。 さらにSTARDUST REVUEの名曲「愛の歌」を共演するなど、ファンにはたまらない瞬間に。後に行われたSTARDUST REVUEの根本要、岸谷香によるSDDトークパートでは「初参加でとても緊張したが、直接言葉を届けられるこのような場は大事だと思った。」(西内まりや)、「飲酒運転事故は加害者の家族も悲しむ」(MINMI)、「加害者も被害者も人生が終わる。せっかくの1度きりの人生、そういうことはあってはならない」(岸谷香)「お酒を飲むたびにSDDの事を思い出す。」(家入レオ)といった、女性シンガーをメインに飲酒運転撲滅の真剣トークが繰り広げられました。
小倉智昭「私たちは飲酒運転を0(ゼロ)にしたい」
ステージ後半はEXILE SHOKICHIが登場しまたも大歓声に。続いてファンキー加藤やTRFも登場するなど、熱気はずっと続いた。トリを務めたのは、今年で4回目の出演となる「ゆず」。毎回歌ってきた「栄光の架橋」を、今年はさらにSDDのメッセージを込めてシンフォニックオーケストラ・バージョンで披露した。 最後には総合司会の小倉智昭が「私たちは飲酒運転を0(ゼロ)にしたい!SDDメッセンジャーの力と想いを1つにして飲酒運転がなくなるまでメッセージを送り続けましょう」と語気強く訴え、ラストはオールキャストによるマイケル・ジャクソンの「Heal the World」で、会場は飲酒運転撲滅への思いで一つになった。