ソフトバンクOBの松中信彦氏と新垣渚氏が始球式で対戦 その結果は、、 先発の和田毅は「生きた伝説」
◆ソフトバンク―楽天(22日、京セラドーム大阪) 試合前の始球式で、ソフトバンクOBで熊本県出身の松中信彦氏(50)と沖縄県出身の新垣渚氏(44)が登場した。 ■マウンド上の新垣さん思わず…【動画】 この試合は「白のキセキ20204」と銘打たれ、入場者全員にレプリカのユニホームなどが配られた。20年前の7月にも同イベントを開催。当時はこの試合で先発する和田毅が1安打完投勝利。松中氏も「4番一塁」で出場し、2本塁打の活躍を見せた。 始球式では剛球を武器に通算64勝を挙げた新垣氏が投手としてマウンドに上がり、04年に平成唯一の三冠王に輝いた松中氏が現役時代と変わらない赤い手袋を着用して打席に立った。対戦結果は、松中氏が新垣氏の直球を引っ張り右前に運んだ。新垣氏は「1球しかないのでストライクを投げるので必死でした」。松中氏は「ボールに当たって良かった。久々の応援歌はうれしかった」と笑顔だった。 また、2人は和田について、「若いときから誰よりも走っていた。生きた伝説じゃないけど、若い選手の良い見本になっている」と、43歳になっても衰えない左腕をたたえた。