新札が「発行される目的」ってなに? 私たちの生活に「どんな影響」がある?
新札が私たちの生活に与える影響とは?
新札が私たちに与える影響には、どのようなことがあるのか、考えてみましょう。 まず、考えられるのは、新札に慣れていないため、お札の種類を間違えて使ってしまうことがあります。新しいお札の顔になっているのは、1万円札には渋沢栄一、5000円札には津田梅子、1000円札には北里柴三郎が採用されています。 すぐに慣れないかもしれませんが、新札の色味は5000円札と1000円札が若干にています。少なくとも1万円札と1000円札は男性が、5000円札は女性であることを抑えておき、使用するときには、間違わないように金額を確かめることが大切です。 あまりトラブルとして取り扱われてはいませんが、券売機や自動販売機といった、各種金銭を取り扱う機器でも新札への対応が必要になっています。駅の券売機やコンビニ等の精算機等はスムーズに新札に対応しているようです。 反対に、個人のお店等の機器や個人が現金を直接、授受するときには、機器の新札への対応が遅れていたり、個人間のやり取りで勘違いしてしまったりするケースが考えられます。新札に慣れるまでは、慎重に取り扱うことが必要でしょう。 出典 財務省 なぜ紙幣や貨幣のデザインを変えるのですか 執筆者:飯田道子 ファイナンシャル・プランナー(CFP)、海外生活ジャーナリスト
ファイナンシャルフィールド編集部