エアコン節約術 どちらが節電? 風量「弱」と「自動」、風向「斜め下」と「水平」【Nスタ解説】
空気の重さを考えると、暖房の場合は逆のことも言えるのでしょう。「水平」の方が1か月で1000円ぐらい安くなります。 続いて、温度「-1度」と風量「強」では、どちらが節電になると思いますか。 秋元里奈さん: 温度調整の方が大変そうな気がします。 ホランキャスター: “風量を増やす”命令よりも、“温度を下げる”命令の方が大変そうなので、風量「強」の方が節電になるのではないのでしょうか。 井上キャスター: 風量を強くする方が節電になります。エアコンは温度を下げる時、上げる時の消費電力が大きいそうです。風量を強くすると音が大きくなるので、電気料金がかかってしまうのではないかと思いがちですが、ファンを使用するよりも温度を下げる行動の方が圧縮機に負荷がかかるため、消費電力が大きくなるということです。 電気代が約半分になるため、“暑いからもう少し冷やしたい”と感じた場合は、風量を強くする方がいいのかもしれません。 ホランキャスター: 不思議なことに、エアコンを止めた瞬間は同じ室温なはずなのにすぐに暑く感じたりします。私たちの気持ちの問題の部分も大きいのだろうと思います。 秋元里奈さん: 何気なくエアコンをつけてしまっていますが、電気代に結構な違いが出てくるので、意識するだけでもちょっと変わりそうです。 井上キャスター: “塵も積もれば山となる”ですね。 ========== <プロフィール> 秋元里奈さん オンライン直売所「食べチョク」代表 33歳 神奈川の農家に生まれる
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