エアコン節約術 どちらが節電? 風量「弱」と「自動」、風向「斜め下」と「水平」【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN
ダイキンがエアコンの節電方法について調査したところ、約6割の方がなんらかの誤解をしていたという事です。その内容と電気料金の違いについて、ご紹介します。 【写真を見る】エアコン節約術 どちらが節電? 風量「弱」と「自動」、風向「斜め下」と「水平」【Nスタ解説】 ■どちらが節電?エアコン節約術 温度設定と風量設定 井上貴博キャスター: 最低気温25度を上回る日が出てきたので、熱帯夜シーズンに入りました。まだ6月ですが、7月~9月ぐらいまでこの状況が続くと言われているため、エアコンの稼働をどのようにして節電していけばいいのでしょうか。 ダイキンが去年調べたところによると、エアコンの節電方法を誤解している方が約6割いたということです。 節電方法によって電気料金が大きく変わります。ダイキンが独自に条件を設定し、様々な実験を行いました。(住環境、気温などによって結果は変わります) まずは「風量設定」です。「弱」と「自動」どちらが節電になるのでしょうか。 オンライン直売所「食べチョク」代表 秋元里奈さん: 「弱」ではないでしょうか。 ホラン千秋キャスター: なぜなのか知りませんが、「自動」に頼るのが良いという記憶があるのですが、いかがでしょう。 井上キャスター: 「自動」の方が節電になります。温度をコントロールする圧縮機の負担が増えると、消費電力が大きくなるということです。「弱」でダラダラとつけ続けるよりも、「自動」にして最初に素早く冷やし、その後は余力で温度を下げていく方が良いのではないかということです。 1か月で大体この条件下で1000円ほどの差が生まれます。もちろん条件下によって変わりますが、基本的には「自動」の方が節電になるのではないかということです。 続いて、冷房の場合の「風向設定」は「斜め下」と「水平」どちらが節電になると思いますか。 秋元里奈さん: いつも「水平」にしています。 ホランキャスター: 私も「水平」です。「水平」の方が部屋全体を循環できるので、節電できそうです。 井上キャスター: 「水平」の方が節電になります。冷たい空気は重いので、どんどん下に溜まっていきます。冷たいところに冷風を当て続けてもあまり意味がありません。空気を回転させることが重要なので、水平につける方が良いとのことです。