「踏切の中に飛び込もうとしたアイツを俺がぶん殴って止めた」エル・デスペラードが金丸義信との元盟友対決を制しIWGPジュニア王座防衛!HOTの襲撃から救ったタマ・トンガとの心温まる思い出を披露
場内から「帰れ!」の大合唱が響く中で2人がデスペラードにマジックキラーを狙っていくが、ここにタマ・トンガが飛び込んできて救出。デスペラードがEVILに急所打ちを見舞い、タマと2人でEVILにマジックキラーを見舞う意趣返し。 その隙にウイスキーを口に含んだ金丸が噴射しようとするも、デスペラードが顔面へのビンタで阻止。タッチアウトを狙う金丸を丸め込みつつヌメロ・ドスを決めてギブアップを奪った。 マイクを取ったデスペラードは「やっぱすごいね」と金丸の実力を評価しつつ、「これは前世の記憶ですが、タマは昔一緒に道場でああでもねえこうでもねえと怒られながら一生懸命やってよ。どこの巡業だか忘れたけど、バス降りてアイツとファレが『酒飲みてえ』っつーから等々力の大吉行ってよ、終わってから『酒が足りねえ』って駅前のスリーエフでしこたま氷結買って、出来上がりすぎて降りた踏切の中に飛び込もうとしたアイツを俺がぶん殴って止めたんだ。今日、その借りを返してもらったよ(笑)ありがとな。タマ、愛してるぞ!」とタマとのハートフルな思い出を振り返った。 満身創痍でバックステージにたどり着いたデスペラードが「同じ釜の飯を食ったタマ・トンガがいなくなるのは寂しい。まさか最後の最後で助けに来てくれるとは思わなかった。ありがとな、タマ」と感傷に浸っていると、そこへSHOが乱入してきて襲撃。 SHOはベルトを掲げながら「なんでお前がベルトを持っとんや!おかしいやろ!おかしいやろが!これは俺とか金丸みたいなちゃんとした人間が持つべきなんや!これ、正式に俺のもんにしてやるわ」と一方的に挑戦を表明して去っていく。 デスペラードは「誰かと予選会やってこい」と突き放しつつ、「口ばっかり達者になったSHOが……そんなに達者でもねえな。リングの上で口喧嘩でもしてみるか?それも中途半端なんだろうが。俺がチャンピオンだ」とぼやきながら去っていった。