創志学園が21世紀枠・別海を破る 8年ぶりに初戦突破 センバツ
第96回選抜高校野球大会は第3日の20日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、昨秋の中国大会で準優勝の創志学園(岡山)が7―0で21世紀枠の別海(北海道)に零封勝ちした。創志学園の左腕・山口瑛太投手が今大会完封一番乗りを果たした。 【歴代優勝校 センバツの覇者たち】 創志学園は2016年大会以来、8年ぶりに初戦を突破した。春夏通じて甲子園初出場の別海は白星を挙げられなかった。21世紀枠勢として、3年ぶりのセンバツ勝利もならなかった。 創志学園は第7日(24日)第2試合の2回戦で山梨学院と京都外大西の勝者と対戦する。 ◇別海、守備乱れる 創志学園が零封勝ちした。四回に犠飛で先制。五回に敵失などで3点を奪い、七回には後藤の適時打などで2点を加えた。先発の山口は緩急がさえ、14三振を奪って4安打完封。別海は5失策と守備が乱れた。