J1札幌、泥沼5連敗 名古屋に1―2 DF馬場晴也がプロ入り初弾で先制も逆転負け
◆明治安田J1リーグ▽第6節 札幌 1―2 名古屋(3日、札幌ドーム) 最下位の北海道コンサドーレ札幌はホームで、12位の名古屋に1―2で敗れ、2017年以来、7季ぶりの5連敗を喫した。 札幌は、右太もも裏肉離れで離脱していたMF宮沢裕樹が開幕の福岡戦(2月24日、0△0)以来、5試合ぶりにスタメンで戦列復帰した。ホームの大声援を受け、序盤からボールを支配する時間帯が続いた。前半30分、相手ペナルティーエリア右前でDF馬場晴也が相手ボールを奪い、MF浅野雄也を経由し、こぼれ球をゴール右前から右足を振り抜き、先制ゴールを奪った。プロ5シーズン目の馬場はプロ入り初得点。前半を1―0で終えた。 だが後半、MF菅大輝が相手選手を足で引っかけてしまいPKを献上。GK菅野孝憲が名古屋MF森島司のシュートを一度ははじいたが、リバウンドを押し込まれ、同点にされた。 流れが相手に傾くと、押し込まれる時間帯が多くなり、試合終了直前の後半45分に名古屋FW永井謙佑に勝ち越しゴールを決められた。その後も反撃に出たが、タイムアップとなった。 札幌は開幕から6試合未勝利で勝ち点1と苦境が続く。
報知新聞社