阪神 森下が驚異の先制ソロ!打球角度19度で左翼ポール際へ 内角低めの難しい球を鮮やかに 甲子園のスタンドが大歓声
「JERA CSセ・ファーストS・第2戦、阪神-DeNA」(13日、甲子園球場) 阪神の森下翔太外野手が初回に先制ソロを放った。甲子園は大歓声に沸き返った。 初回、1、2番が凡退して2死無走者となった森下。カウント2-1から内角低めの153キロをきれいにすくい上げると、弾丸ライナーの打球は左翼ポール際へ飛び込んだ。甲子園のスタンドは一気に沸き返り、ダイヤモンドを一周する背番号1に大きな拍手が降り注いだ。 甲子園のビジョンに表示されたトラックマンのデータでは打球角度が19度。通常はスタンドインが難しい低空の打球だったが、速度172キロで飛び込んでいった。 阪神は第1戦で1-3で敗れ、崖っぷちに立たされた中で迎えたゲーム。先発の高橋遥人が初回を無失点で抑えていた中、森下の一発で大きく主導権を引き寄せた形になった。 第1戦でも第1打席、第2打席で安打を放ち、チーム唯一のマルチ安打をマークしていた森下。昨年の短期決戦でも力を発揮した男が、価値ある一発を放った。