Aぇ! group末澤誠也の“黒歴史”に関水渚が爆笑「頭が真っ白になって…」 新年にちなんだ辰のイラストも披露<彼女と彼氏の明るい未来>
1月11日(木)よりスタートするドラマ特区「彼女と彼氏の明るい未来」(毎週木曜深夜0:59-1:29ほか、MBSほか)の完成披露イベントが1月7日に都内の劇場にて行われ、W主演を務めるAぇ! groupの末澤誠也と関水渚が登壇。印象に残っているシーンや撮影現場の様子、作品にちなんだ「幸福の味」などを語った。 【写真】辰のイラストと新年の抱負を披露するAぇ! group末澤誠也 ■超ネガティブ主人公の絶望から始まる理性崩壊の“ブラック・ラブコメディー” 同作は、谷口菜津子氏の同名コミックを原作にした、超ネガティブな主人公の絶望から始まる“ブラック・ラブコメディー”。主人公のさえない小学校教師・青山一郎を末澤が、一郎の恋人・佐々木雪歌を関水が演じる。 さらに、一郎の親友であり、過去が見られるVRマシーンを開発したITベンチャー社長・西野洋平役に中川大輔、一郎と洋平が通う小料理屋の店員・秋役に山谷花純、雪歌の高校の同級生・森川タクト役に青木瞭、雪歌と同じ雑貨屋の店員・コト役に三原羽衣、CLUB「VESPA」のスタッフ・タカヒロ役に落合モトキが配役されている。 ■劇中のヘドバンに注目「血管が切れそうでした(笑)」 末澤は役名の青山一郎にちなみ青のタートルネックを合わせたスーツ姿で登場。関水は雪歌のイメージカラーであるオレンジを差し色にしたジャケットスタイルで登場した。 「印象に残っているシーンや今だから話せる裏話」について質問が飛ぶと、末澤は「小学校のトイレで音楽を爆音で聴いてヘドバン(※ヘッドバンギング)するシーンがあったと思うんですけど、 血管が切れそうでした(笑)」と告白。監督からアドリブで演じるように依頼があったといい、計3回繰り返し演じたことでフラフラになってしまったのだという。 一方、元々マキシマム ザ ホルモンが大好きだと言う関水は、爆音でマキシマム ザ ホルモンの音楽を聴く末澤のそのシーンを見て驚いたといい、「自宅とかでああいう聴き方もいいなと思いました」と笑顔を見せた。 「オープニング映像とエンディング映像」について聞かれると、末澤は、互いに撮り合ったというエンディング映像でロールキャベツを作っているシーンについて言及。「ほんまに作りましたから」と得意げな末澤だったが、その瞬間客席のファンたちからどよめきが。そのリアクションから実は料理が苦手だということが発覚し、末澤は「ちょっと前までサランラップの切り方も分からなかった」と苦笑した。 さらに、同世代が多い撮影現場の様子について問われると、末澤は「ほんまにしょうもないことを合間に言い合ったりとか、楽しく撮影させていただいてました」と振り返りながら、「中川くんがこの前誕生日やったんで、『誕生日おめでとう』とメールを送ったら、『ご飯連れてってください』というメールが来て、『僕の1月のスケジュールです』とスケジュールが送られてきた(笑)」と暴露し、仲の良さをうかがわせた。 ■「何を思ったのか僕、すみませんって謝ってしまって」 同作のキーアイテムである“過去が見られるVRマシーン”にちなみ、「知られたくない過去、黒歴史」について質問された末澤は、「若い頃に大阪で舞台をしていた時がありまして。僕、看守の役をしてまして、囚人たちに対してすごくいい言葉をかける、ちょっとみんながぐっとくるようなシーンがあったんですよ」と語り出す。 続けて、「喋り出して半分ぐらいで頭が真っ白になってせりふが飛んだんですよ。頑張って続けるべきじゃないですか、普通は。そうすべきやと思うんですけど、何を思ったのか僕、すみませんって謝ってしまって、舞台上で」と告白。 かなり焦ってしまったようで、その場で頭からもう一度せりふを言い直したという末澤に関水は爆笑。そして、「会場がくすくすとなっていて、キャストもみんな笑いをこらえているみたいになって、最悪やと思って…。どうにか言い切って袖にはけて、猛反省しましたね。これ、今後一切話さないと思います(笑)」と苦い表情を見せた。 一方の関水は、「高校生の時に校則が厳しかったんですけど、とにかく制服とか見た目に関して校則を破りたい時期がありまして」と切り出す。そして、「髪の毛がもっと長くて毛先をずっとピンクにしていて、お団子にして隠してました。先生、ごめんなさい」と打ち明けた。 それを聞いた末澤は、「そっか、お団子にしたら収納できるんやね。うちのグループのリチャード(草間リチャード敬太)って子がお団子をよくするから言っとく」と反応し、会場の笑いを誘った。 ■フリップコーナーでは独特なイラストを披露 第1話では、一郎が児童から「幸福の味ってどんな味?」と質問される場面が登場。その場面にちなみ、2人にとっての「幸福の味」をフリップで回答するコーナーでは、末澤は「コーヒーの味」と記入した。 その理由については、「コーヒーの味は、苦みもあって種類もあって、深さも違くて…という部分が、なんかこう、幸福っていうのは、そういう苦みとかもあるからこそなんじゃないかなっていう風に僕は思いました」と説明。 「チョコレートの味」と回答した関水は、「高校生の時に、毎日学校の帰りにコンビニに寄って、板チョコを1枚食べていた」と明かし、「その癖がまだ残っていて、撮影現場にいつも10個ぐらい入ってるやつを持っていってるんですけど、毎回食べ切っちゃうんですよね。やっぱり疲れてる時にいいんですよ。集中力も上がるし、切り替わるんですよね」とコメント。 続けて、2024年の干支である辰のイラストと共に新年の抱負を発表した2人。互いの絵を見て、「全然俺の方が上手くない?」「気持ち悪くない?」と言い合いながら、独特な辰の絵と共に「明るい未来にします!」と抱負を書いた末澤は、「やっぱりね、明るい未来が1番なので。明るい未来にできるように頑張りたいなと思ってます」と意気込む。 尻尾に星をつけたかわいらしい辰を描き、「ご飯をたくさん作る」と添えた関水は、「今年はドラマの撮影中とかでもなるべく自分で作りたいなって。今のところ継続して実践もしてます」と宣言した。 最後に、末澤が「この『彼女と彼氏の明るい未来』は、ラブコメではあるんですけど、誰もが感じたことのあるような嫉妬とか不安とか、そういう部分がすごくリアルに描かれていたりしますし、画のタッチも映画っぽいというか、すごくきれいな映像で撮ってくださっています。雪歌と一郎が、どのように進んでいって最終話を迎えるのかを、ぜひ楽しんでいただけたらなと思っております」とアピール。 そして、関水が「今、大切な人がいる方は、その大切な人をより愛おしく思えるドラマだと思います。それが恋人だったとしても、家族だったとしても、友達だったとしても、誰でも、すごく人を大切にしたくなるようなすてきなドラマです。最終話まで楽しんでいただけたらうれしいです」と呼び掛け、イベントは終了した。