V候補から「苦しい1年」 中京大中京、躍進誓う 第93回選抜高校野球
第93回選抜高校野球大会の選考委員会が29日、オンラインで開かれ、中京大中京(愛知)の2年連続32回目の選出が決まった。 【祝センバツ切符】32校喜びの瞬間を写真で 2019年の明治神宮大会で初優勝し、優勝候補に挙がった20年春のセンバツが中止になった中京大中京に、再びチャンスが巡ってきた。主将の原は「苦しい1年だった。このような社会状況で、出られるのはうれしい。日本一を達成したい」と躍進を誓った。 昨秋の愛知県大会6試合と東海大会3試合で計67点を挙げ、東海大会2試合で零封勝ちと投打に高いレベルにある。最速151キロ右腕の畔柳(くろやなぎ)は「チームのためにしっかりやる。相手をゼロ点に抑える気持ちで投げたい」と闘志を燃やす。高橋監督は「身が引き締まる。いろいろな思いを背負って臨むことになる」と語った。【ガン・クリスティーナ】