【MLB】ブラウン好投もアストロズ4安打完封負け 2位マリナーズと4.5差に レッズ・フランスが決勝弾
【アストロズ0-1レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク
日本時間9月6日、アストロズは敵地グレートアメリカン・ボールパークでのレッズ3連戦の最終戦を迎え、0対1で完封負け。5連勝で敵地に乗り込んだが、まさかのスイープ負けを喫し、2位マリナーズとのゲーム差は4.5に縮まった。レッズは先発のレット・ローダーが7回途中4安打無失点と好投し、2番手のトニー・サンティヤンが2勝目(2敗)、3番手のアレクシス・ディアスが25セーブ目を記録。アストロズは先発のハンター・ブラウンが6回4安打無失点と好投するも2番手のブライアン・アブレイユが3敗目(2勝)を喫した。 【動画】レッズのタイ・フランスが均衡を破る12号ソロを放つ アストロズはレッズの有望株ローダーに対し、2回表に一死1・2塁のチャンスを作ったが、チャス・マコーミックが併殺打に倒れて無得点。4回表にも二死1・2塁のチャンスがあったが、ベン・ギャメルがファーストゴロに倒れた。先発のブラウンが6回4安打無失点の好投を見せ、7回表には一死1・3塁という絶好の先制機を作ったものの、ビクター・カラティニが痛恨の併殺打に倒れ、またも得点できず。すると、7回裏に登板した2番手のアブレイユがタイ・フランスに先制の12号ソロを浴びた。結局、最後まで得点できず、4安打完封負け。まさかのスイープ負けを喫することになってしまった。 試合後、アストロズのジョー・エスパーダ監督は「ブラウンは我々が必要としていたピッチングをしてくれた。力強く6イニングを投げてくれたし、本当にいい投球だった」とコメント。重要な試合で好投したブラウンのピッチングを称えた。しかし、その一方で「重要な場面であと1本が出なかった」と打線にも言及。打線の援護に恵まれなかったブラウンは「僕たちにとってタフなシリーズになってしまった。望んでいた結果ではなかった。明日から気を取り直して、いい野球をしていきたい」と気持ちを切り替えていた。