大谷翔平、第2打席も四球で今季初の1試合2四球 初回には開幕戦以来の盗塁成功
◆米大リーグ ドジャース―パドレス(13日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) ドジャース・大谷翔平投手(29)が13日(日本時間14日)、本拠地パドレス戦に「2番・DH」で先発出場。3回無死一塁の第2打席は2打席連続となる四球を選び、今季初の1試合2四球となった。 雨のため試合開始が2時間15分遅れる中、初回1死の第1打席は四球を選んで連続試合出塁を「13」に伸ばすと、2死からは3月20日の開幕戦(韓国、パドレス戦)以来となる今季2盗塁目を決めていた。 前日12日(同13日)の同戦では、初回に中堅左へ3試合ぶりの4号ソロ。松井秀喜氏(ヤンキースなど)が持っていた日本人歴代最多のメジャー通算175本塁打に並んだ。松井氏が10年間で積み上げた記録に7年目で追いつき、「長距離バッターとして日本でも僕が小さい頃からずっと見てきましたし、同じ左打者として憧れているような存在ではあったので、そういう方に記録で並べたのは自分にとってはすごく幸せなことだなと思います」と話していた。 11日(同12日)には元通訳の水原一平容疑者が銀行詐欺容疑で訴追され、12日(同13日)の試合前には出廷。約3週間ぶりに公の場に姿を見せた。自身の潔白が証明された大谷は、地元ロサンゼルス・タイムズ紙に「司法省の捜査には非常に感謝しています。私個人としてはこれで一区切りがつき、野球に集中したいと思っています」と声明を発表した。一連の騒動もひとまず落ち着きを見せ、背番号17はさらにペースを上げていく。
報知新聞社