人生はたくさんの優しい嘘に支えられている、デラシネラ古典名作劇場「はだかの王様」YCAMで
デラシネラ古典名作劇場第3弾「はだかの王様」が、2月15・16日に山口・山口情報芸術センター[YCAM]スタジオBで上演される。 【画像】デラシネラ古典名作劇場第3弾「はだかの王様」チラシ裏(他1件) 「はだかの王様」は、カンパニーデラシネラの古典名作劇場シリーズの第3弾で、2021年に高知・高知県立美術館で初演された作品。作中では、ハンス・クリスチャン・アンデルセン作の「はだかの王様」が、セリフを用いずに身体表現のみで表現される。 本作の演出を手がけ、出演もする小野寺修二は「最近思うのは、同じ言葉を聞いて同じ場に居合わせても、人によって導き出すものが違うこと。真実は人によって違う。語られる段には色眼鏡を通っている。たくさんの色眼鏡から全体を憶測する距離感。自分の中の揺るぎないものに目を向ける。『真実』なんてないし全ては『真実』。一人ひとりが持つ規範に責任を。正義を振りかざすのが正解とも限らない。人生はたくさんの優しい嘘に支えられている」とコメントしている。 ■ デラシネラ古典名作劇場第3弾「はだかの王様」 2025年2月15日(土)・16日(日) 山口県 山口情報芸術センター[YCAM]スタジオB □ スタッフ 演出:小野寺修二 □ 出演 小野寺修二 / 三浦真由 / 丹野武蔵 / 藤田桃子 / 浅井浩介 ※U-25、高校生以下割引あり。