超リアルなライフシム『inZOI』は依然として今年中に早期アクセス開始予定

KRAFTONが手がけるライフシミュレーション『inZOI』は、依然として2024年内に早期アクセスを開始する予定だという。 「Inzoi」画像・動画ギャラリー 今年も終わりに近づくなか、ゲームディレクターを務めるキム・ヒョンジュンはPC Gamerに対し、本作に関して正式な発表は出ていないものの、本作は依然としてPCにおける2024年中の早期アクセス開始に向けて進んでいると語った。 「ザ・シムズ」に対抗する『inZOI』は、どんなものもプレイヤーの思いどおりに変えられ、さまざまな形で無限に新しい物語を体験できるライフシミュレーションゲームだ。「ザ・シムズ」に物足りなさを感じるファンから注目を集めており、正式リリースとなった際に『inZOI』に乗り換えると主張している人も多い。 キムによれば、KRAFTONは今後20年にわたって本作のサポートを続けていく計画で、多数の改善策を考えているという。「改善できる部分はたくさんあると思っています。例えば、もっと街を増やすとか」とキムは述べる。 「ユーザーがさまざまな文化や国を体験できるように、可能な限りたくさんの街を作りたいと考えています。また、何かを作りたいという衝動を持ってもらい、望むものを何でも作れるようにしたいのです。ほかのゲームをこのゲームのなかに取り込み、実際に機能させたいとも思っています。クリエイターが利用できる機能を、できる限りたくさん盛り込みたいですね」。なお、コンソール版のリリースも予定しているとのことだ。 KRAFTONは2023年11月に本作を発表。今年8月にはキャラクタークリエイトができる体験版が配信され、開発が進んでいることが示されていた。「ザ・シムズ」のファンはティーザー映像に惹きつけられ、キャラクタークリエイトを使ってテイラー・スウィフトやハリー・ポッターなど、さまざまな実在の人物やフィクションの世界のキャラクターを作成していた。 『inZOI』はIGN USのプレビューで「本作の世界は極めて美しいが、一貫して基本的なロアが不足しているため、動きはどこか空虚だ」と評されている。