「明日は母親の誕生日なので戦いたかった」飛び込み・坂井丞が全体14位で決勝進出ならず 進出圏内とは6.05ポイント差で準決勝敗退
◇パリオリンピック2024 飛び込み 男子板飛び込み準決勝(大会13日目=現地時間7日、アクアティクスセンター) 【画像】準決勝へと駒を進めた坂井丞選手 飛び込み男子板飛び込みの準決勝に出場した坂井丞選手は410.15の14位となり、自身初の決勝進出とはなりませんでした。 予選を全体11位で通過した坂井選手は1本目の405Bを63.00と18人中17位の得点。すると2本目の305Bでは72.00とし順位を13位まで伸ばすと、さらに3本目の5154Bも71.40と連続で高得点をたたき出し、3本目を終えて11位と決勝進出圏内とします。 その後は205Bを67.50、307Cを66.50とし、全体13位と順位を下げると最後の6本目、107Bを69.75の得点とするとトータルを410.15の全体14位。決勝進出圏内の12位とは6.05ポイント差で惜しくも準決勝敗退となりました。 試合後、坂井選手は「うまくできなかった。良い演技はなかったと思います」とコメント。リオ五輪では予選敗退、今回のパリ五輪では準決勝敗退と着実に階段を上りつつある坂井選手。「一歩一歩しか進めていないのでそれも悔しいです。こんなに一歩一歩だと何年あっても足りないので、まずは決勝行って戦いたかった」と悔しさを口にしました。 決勝進出を決めていれば明日も試合だった坂井選手。「明日は母親の誕生日なので、戦ってプレゼントをしたかったんですけれども・・・」とコメント。「パリで戦えたことは光栄ですし、諦めないでやってきてよかったなっていうのは感じました」とこれまでを振り返り大会を終えました。