「いいかげんにしろ」!自民大惨敗なのに続投…石破政治に国民が怒っている「裏金問題」ではない「許しがたい理由」
「党利党略」目的の非公認…と自分からバラした!
第一に、石破総理・森山幹事長は“裏金議員”をそのまま出馬させたら「党利党略」上、選挙でヤバくなるんじゃないかとビビって、一事不再理の原則という「当たり前の政治」のルールを度外視して、非公認にしてしまいました。そんな石破氏の振る舞いには、多くの国民はウンザリする他なかったのです。 しかも第二に、「当たり前の政治」だとするなら、どんな事情があっても、“裏金議員”を非公認にしたのならそれは、「それが公正中立な基準から必要だったのだ」と説明する筈ですが…石破氏はあろうことか「選挙での勝利のために非公認とした」と赤裸々に公言してしまったのです。つまり、私がやった非公認は「党利党略」目的の非公認なのですよと、メディアの前で公明正大に発言してしまったのです。 これはもうまさに、「阿呆にも程があるだろ…」という話しでしかありません。国民はこの石破氏の振る舞いに対してまた深くウンザリしてしまったのです。 さらには第三に、“裏金議員”の処分について「不記載議員とそれ以外とで同じ扱いをするわけにはいかない」という事を大前提とするのだという当たり前の発言をしながら、実際には、石破氏も小泉進次郎氏も岸田氏等の「自分および自分たちの仲間」がやった「不記載」問題については「その不記載は単なるミスだ」と不問に付してしまったのです。そしてその一方で、自身の政敵である安倍派の議員の不記載は全て処分対象にするという、「党利党略」丸出しのダブルスタンダードを平然とやってのけたのです。 これぞまさに、「国民のための当たり前の政治をしないで党利党略にあけくれる岸田・石破政治」の典型的振る舞いであり、多くの国民は心底その振る舞いにウンザリしたのです。
「当たり前の政治」をやらない事への怒り
そして挙げ句の果てに第四に、「非公認」にした候補者に対してなら(公認者に対して)提供している選挙資金「500万円」を配布しない筈なのに、あろうことか石破総理・森山幹事長は(党勢拡大のために配っている1500万円と共に)その「選挙資金の500万円」を非公認候補者にも配ってしまっていたのです。 石破総理・森山幹事長が一体何を考えてその「500万」を配ったのかよく分かりませんが、この情報を耳にした国民は皆、「当たり前の政治」ならば非公認にするなら公認料の500万を配る筈が無いのに、単なる「党利党略」のために「偽装公認にして、実際にはカネを配って選挙応援をして当選させて、後で自民党に復活させてやろう」という小賢しい事を考えているのだろう認識したのです。 この様に、石破氏の「裏金問題対応」は全て逐一、「国民のための当たり前の政治をしないで党利党略にあけくれる岸田・石破政治」だと(意識的か無意識的かはさておき)認識したのです(ただし多くの国民は、以上に述べた構図を論理的に認識することなく、ただ上記の様な岸田・石破の振る舞いに苛立ちムカつき、その自らの苛立ちムカつきの原因は「自民党議員の裏金づくり」にあるのだと解釈――すなわち“勘違い” ――してしまっている、というのが実態でしょう。その勘違いを産み出しているのが、ニュースのコメンテーター達だという次第です)。 そしてもちろん、国民は皆、「解散はしないと言い続けていたのに、選挙で勝つために解散を宣言したこと」も、「アジア版NATOや金融所得課税や選択的夫婦別姓等と言い続けてきたのに、官邸の都合で全く言わなくなったこと」もまた全て、単なる「国民のための当たり前の政治をしないで党利党略にあけくれる岸田・石破政治」だと認識したわけです。