竹灯籠5.5万本が今年も幻想的に…出水マチ・テラス、10回目のライトアップ
鹿児島県出水市内で竹灯籠計5万5000本がライトアップする「いずみマチ・テラス」が始まった。メイン会場となる麓武家屋敷群や、近くの本町商店街などが23日までの午後6~9時、幻想的に彩られる。無料。 【写真】公開武家屋敷の竹添邸を照らす竹灯籠=1日、出水市麓町
出水商工会議所や市など実行委員会が企画し今年で10回目。竹に丸い穴を空けて、ツルや花、幾何学模様の図柄を表現した灯籠が並ぶ。 メイン会場には姉妹都市の台湾・埔里(プーリー)から贈られた全長15メートル、高さ6メートルの巨大ドラゴンランタンを展示。公開武家屋敷の税所邸や竹添邸では、庭園の明かりを楽しめる。誕生日の1日に友人2人と訪れた鹿児島市の会社員、坂元直子さん(53)は「初めて来たが、すごくきれいで感動した。すてきな誕生日になった」と喜んだ。 大川内地区の厳島神社は7、8日、米ノ津東地区の加紫久利神社は8、9日に点灯される。
南日本新聞 | 鹿児島