「遠慮があった」城彰二がベトナム戦で不発の細谷真大に檄! 動き出しを評価も「『もっと出せ!』とか、声やジェスチャーを使ったり...」【アジア杯】
「チャンスが回ってこなくなってしまう」
元日本代表FWの城彰二氏が1月15日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。日本代表のベトナム戦を振り返った。 【動画】城彰二がベトナム戦を解説! 森保ジャパンは14日、アジアカップのグループステージ初戦でベトナムと対戦し、4-2で勝利。3大会ぶりの優勝へ向け、白星スタートを飾った。 日本は11分に南野拓実のゴールで先制も、16分と33分にセットプレーから2失点し、逆転を許す。それでも45分に遠藤航の縦パスを受けた南野が、狙いすましたシュートでネットを揺らして同点に追いつくと、45+4分には中村敬斗が強烈なミドル弾。85分には上田綺世がチームの4点目を挙げ、苦しみながらもしっかりと勝点3を手にした。 城氏は2ゴールの南野を「キレがありましたし、特に攻撃から守備の切り替えがものすごく速かった」と称え、中村の決勝弾も「スーパーゴールだった」と手放しで称賛した。 ただ一方で、1トップで先発し、なかなか攻撃に絡めないまま不完全燃焼でハーフタイムに交代となった細谷真大に対しては、「僕はフォワードだったので細谷選手を見ていましたが、良い動き出しはすごくしていた」としつつも、課題を指摘した。 「何度も何度も繰り返し動いて、ボールを引き出そうとしていたんですけど、そこになかなかボールが入らない状況だった。相当、ストレスが溜まった試合だったんじゃないかなと。献身的に動く選手なので、『もっと出せ!』とか、声やジェスチャーを使ったりしたら、もっといいのかなと思います」 パリ五輪世代の細谷は、この試合がA代表としては5試合目の国際Aマッチ出場。城氏は「代表にも招集されて間もないですし、遠慮があったと思う。でもそこはもう少しやらないと、自分の良い動き出しが無駄になってしまうし、今日のようなゲームだと、なかなかチャンスが回ってこなくなってしまう」と危機感を持つべきだと強調した。 続けて、改めて22歳のストライカーが持つ能力を評価し、「良いものをたくさん持っている選手なので、ぜひそれをやってほしい」と期待を込めた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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