覚えておきたいMacの基本キーボードショートカット
文章の選択もショートカットキーで
もうちょっとだけショートカットキー、ご紹介したいものがあります。「Command+Z」です。入力したものや貼り付けたものを元の状態に戻すときに使います。 テキスト全体を選択する場合は、「Command+A」を覚えておくと便利です。全体ではなく、段落や細かい文章やテキストを選択したい場合は、Shiftキーを押してから矢印キーのいずれかを押すと、カーソルと同じライン上のテキストがハイライト表示されます。 今カーソルがある場所から上全部、下全部、右全部、左全部という選択をしたい場合は、Shift+Commandを押してから矢印キー左、右、下、上を押すとすべてのテキストを選択してくれます。 最後に、Option+Shift+矢印キーを押すと、現在のまたは前の単語や段落の先頭、もしくは末尾までテキストの選択範囲を拡張することができます。こういったコマンドを使用すると、マウスやトラックパッドを使用せずにテキストをスピーディーにコピーできます。
ファイルの選択、コピーも
複数のドキュメントやファイルをFinderや他のアプリへと移動やコピーしようとしている場合に役立つコマンドもご紹介します。 フォルダ内のすべてのアイテムを選択したい場合は、「Command+A」を押します。フォルダ内のアイテムを部分的に選択する必要がある場合は、「Commandキー」を押しながらそれぞれを選択してから、コピーまたは移動します。 Shiftキーを押しながら複数のアイテムを列で選択することもできます。さらに、アイテムをドラッグするときにコンテンツをコピーしたい場合は、Optionキーを押しながらアイテムをクリックし、ホールドしてください。そうすると、ドロップした場所に元のファイルのコピーが作成されます。
スタイルと書式のコピー
最後はMacでテキストのスタイルと書式をコピーする方法です。テキストの書式をコピーしたい場合、「Option+Command+C」を押すと、選択したテキストのスタイルがコピーされます。 そして、「Option+Command+V」を押すと、それを新しく選択したテキストに貼り付けることができます。サイズ、フォント、太字や斜体などの書式がコピーされますので、元のドキュメントと一致するようにテキストの書式をフォーマットしたいときに非常に便利なショートカットキーです。
岩田リョウコ