【平和島ボート BTS横浜開設17周年記念】中村晃朋 低調機で粘り抜いて準優進出一番乗り
ボートレース平和島の6日間シリーズ「BTS横浜開設17周年記念」は17日、予選4日目が終了。18日の10~12Rで準優勝戦が行われる。 中村晃朋(33=香川)は、1回乗りの4Rを2M逆転の抜きで1着。得点率5位で準優勝戦進出一番乗りを決めた。 駆る56号機は機歴ひと息の低調エンジン。そのため、予選の4日間は連日に渡り、本体を割ってピストンリングを交換した。「出足はマシ。その先のつながりはまだ弱い。でも、リング交換は間違っていない。今節は新プロペラからのスタートだったことを思えば、良くできたと思う」。舟足に余裕はないが執念の整備で、何とか戦える状態には押し上げてきた。 「記念でもまれて、メンタルが強くなっていると感じる。このエンジンで大敗なく、内枠で準優に乗れたのは収穫。準優は根性で行きます!」と熱い男のボルテージは上がっている。 準優は11R2号艇(前半の一般戦は7R5号艇)に出走。集中力を高めて、ファイナル進出を決める。