こおり健太、「僕にピッタリ」敬愛する山本譲二から贈られた黒いスーツ姿でデビュー15周年コンサート
演歌歌手のこおり健太(41)が4日、東京都内で昼夜2回のデビュー15周年コンサートを開き、節目を飾る全21曲の熱唱でファンを沸かせた。 宮城県出身。保育士から転身し、2008年11月5日に「口紅哀歌」でデビュー。15周年コンサートはこの1年に展開してきた、さまざまな周年イベントを締めくくるステージになった。 ステージは9月に発売した最新曲「裏町蛍」で幕を開けた。ファンの大歓声の中、こおりは「きょうはデビュー15周年の最後の日です。あしたからは16年目に入ります。きょうのコンサートの盛り上がり次第で、来年の勢いも変わります。どうかよろしくお願いします!」と元気いっぱいに呼びかけた。 キーボード、バイオリンなど、5人編成のバンドの演奏をバックに「忘れ針」「しろつめ草」などのオリジナル曲を中心に「京都の恋」「他人の関係」など、昭和のヒット曲にも挑戦した。 敬愛する山本譲二(74)の「みちのくひとり旅」は、山本からプレゼントされたという黒いスーツ姿で歌い上げた。こおりは「仕立て直す必要もなく、僕にピッタリのスーツでした。譲二さん、ありがとう!」と大感激だった。
中日スポーツ