AmBitious真弓孟之は礼儀正しく愛嬌たっぷり、全国ツアーの楽しみは「やっぱりご飯」
<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム> 4月、関西ジュニア内ユニット、AmBitiousの真弓孟之(19)を取材する機会に恵まれた。 真弓は開口一番「おはようございます!よろしくおねがいします!」と、弾ける笑顔ではきはきとあいさつ。想像以上にパワフルで明るかったその姿に、記者の心も温かくなった。 5月1日には、これまでBoys beとして活動していた山中一輝がAmBitiousに新加入。5日からは初の全国ツアー「AmBitious 踊ROK! DANCE TOUR」がスタートした。 4月の取材で、真弓にツアーで楽しみにしていることを聞くと「やっぱりご飯ですね!」と即答。北海道、福岡など5都市13公演(5月19日に東京・Zepp Hanedaでファイナル)で、「北海道だったら海鮮、福岡だったらラーメンとか…。各地のご飯がめちゃくちゃ楽しみですね」と無邪気な笑顔を見せた。 一方で、メンバー主体で考えたストイックなステージ構成に挑戦したことを明かした。「最初、僕たちが作ったセットリストを(プロデューサーでSUPER EIGHTの)大倉(忠義)くんに送らせていただいたんですけど、『体力が持たん』って。めちゃくちゃ尺とかも縮めて出し直したけど、でもほんまにツメツメやと思います」。 グループの強みを聞くと「僕たち、新しいものを考えようとするのが好きなんです」とまっすぐな瞳で答えた。「僕らの武器はダンスやけど、構成とか立ち位置とかこの事務所のファンの方が見たことないようなものをお見せできるんじゃないかなって。僕たちのダンスを見てワクワクしてほしいですね」。 今後の目標は「国民的(グループ)になること」だという。「僕たちのエンタメで皆さんに笑顔を届けられるような存在になりたいなと思います。より一層、全員の意識が同じ方向を向いていればいいですよね。お互いのやりたいことをサポートできるグループでいたい」と熱く語った。 取材終盤、紙面に掲載するためのプライベート写真を提供してもらった。「うーん…」と悩みながら写真を選ぶ真弓の隣で、マネジャーが「プライベートの時間、あまりなかったもんね」とぽつり。インタビュー数時間後にも、身体をハードに動かす番組への出演を控えていたが「ドキドキですね、頑張ります!」と悲壮感はゼロ。明るく前向きな笑顔を見せた。 この日の取材時間は40分ほどだったが、笑顔を絶やさず、終始明るいオーラで現場を包んだ。最後には「すごく楽しかったです!ありがとうございました!」と、記者らの乗ったエレベーターの扉が閉まる直前まで、お礼を伝えてくれた。 礼儀正しく愛嬌(あいきょう)たっぷり、グループ愛にあふれる19歳。新たなステージに突入したAmBitiousの軸として、さらなる存在感を放っていく。【玉利朱音】