「間違いなくタフな相手」ドイツ指揮官ナーゲルスマンがデンマーク戦へ…注目集める先発FWの議論にも反応
ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督は、EURO2024ラウンド16のデンマーク代表戦に向けてコメントした。 開催国として今大会に臨んだドイツ。初戦ではスコットランドに5-1で快勝し、その後もハンガリーに2-0で勝利してスイスには1-1のドローで終わったが、グループAを首位通過した。そして、29日のラウンド16では難敵デンマークと対戦する。 28年ぶりの大会制覇に向けて着実に歩みを進めたいドイツのナーゲルスマン監督は、デンマーク戦を前にしたプレスカンファレンスで「デンマークは良くオーガナイズされたチームでとてもアグレッシブなディフェンスを見せる場面や最高のワンタッチの攻撃を見せる場面がある。スカッドに経験のある多くの選手がいて、明白なストラクチャーもある。間違いなくタフな相手だ」と話し、この試合に向けて続けた。 「グループステージは我々にとってとても興味深いものになった。初戦は我々の予想よりもかなり良いものになり、ハンガリー戦では難しい試合になり、スイス戦では同点弾を決めることに苦労した。だから、我々はすべてのタイプの試合に対処してきた。難しい状況を乗り越える方法を学ぼうとすることが重要だ」 また、会場であるドルトムントの本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクについて「とてもうるさいスタジアムで、私は敵将としてこれを何度も経験してきた。明日、スタンドから同様の歓声を得られることを願っている」と話したナーゲルスマン監督は、FWニクラス・フュルクルクを先発起用する可能性についてもコメントした。 「(カイ・ハヴァーツではなくフュルクルクを起用すべきとの声が上がっていることに)そのような議論を追ってはいない。我々はこれから誰を起用するかを決める。スタッフとともに我々には十分な専門的な知識があるから、我々にはより良い解決策を手にするためのそのような議論を追いかける必要はない」