新潟県胎内市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ発生の疑い 陽性であれば今季県内2例目
新潟県は5日、胎内市の採卵鶏農場でニワトリが複数死んでいるのが確認され、簡易検査でA型鳥インフルエンザの陽性を確認したと発表しました。現在、遺伝子検査を実施しているということで、陽性となれば今季県内2例目となります。 県によりますと、5日朝、胎内市の農場から下越家畜保健衛生所に死亡したニワトリの数に異常がみられると通報がありました。下越家畜保健衛生所が立ち入り検査を行い簡易検査を行ったところ、A型鳥インフルエンザの陽性が確認されたということです。 県は農場への部外者の立ち入り制限や消毒の徹底を指示したほか、ニワトリなどの移動を制限する指示を出しました。中央家畜保健衛生所で遺伝子検査を実施中で、陽性となれば、上越市の農場で10月に発生して以来、今シーズン県内で2例目となります。 県によりますと、この農場では採卵鶏およそ35万羽を飼育しているということです。
新潟放送