韓国がヨルダンに0-2 まさかの敗退に母国メディアは“辛辣”「ヨルダンが勝って当然の試合」「予想よりも一方的だった」
現地時間2月6日、カタール・アジアカップの準決勝が行われ、韓国代表はヨルダン代表に0-2で敗戦。64年ぶりのアジア制覇を目指していたが、FIFAランキング格下を相手に、まさかの敗退となった。 決勝トーナメントではサウジアラビアをPK戦で、オーストラリア戦を延長戦で勝ち上がるなど死闘を制し、その粘り強い戦いから“ゾンビサッカー”とも言われていた韓国。日本代表がベスト8で敗退となり、優勝候補と見られていたが、この試合では得点を奪うことができなかった。 同点で迎えた53分、韓国は痛恨のパスミスから相手選手にカウンターを仕掛けられ、先制を許す。さらに、66分には自陣でボールを奪われると、相手選手にドリブルでゴール前まで運ばれ、追加点を献上した。一方の韓国は決定的なシーンを作り出せず、無念の敗退となった。 ベスト4で姿を消すこととなったチームに母国メディアはショックを隠し切れない様子だ。韓国の日刊紙『朝鮮日報』は「『カタールの悲劇』ヨルダンに枠内シュートも打てず敗北」と題した記事を配信。格下相手に敗れたチームに厳しい意見を送った。 同紙は「三度目の奇跡はなかった。韓国は決勝トーナメント1回戦、ベスト8で連続して延長戦まで行って、体力が消耗した状態だった」と記載し、母国代表の敗退に落胆した様子を示した。 さらに、試合内容には辛辣な意見を綴った。この日の韓国はボール支配率69.6%とヨルダンを大きく上回ったが、シュート数は8-17と下回った。さらに、枠内シュート数は0本と自慢の攻撃陣が機能しなかった。これには「予想以上に一方的な試合だった」と厳しい評価をした。 また、同国メディア『hankooki.com』も「韓国に衝撃、枠内シュートを1本も打てず敗北」と題して記事を配信。韓国の枠内シュートが0本だったことに「衝撃的だ」と反応し、「結果的にゴール内にシュートすることができず、相手のゴールキーパーがいなくても良いほどだった。ヨルダンが勝って当然の試合だった」と、こちらも辛辣に批判していた。 母国の敗戦に、韓国内では衝撃が広がっている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
